まつうらららんど

留学、海外、英語、国際協力、時事問題などなど。読んでいて面白いブログをめざします*当ブログは完全な個人の見解です

フィリピン研究日記 Part2~破~

 さて、前回の記事では調査の準備が整ったところまでお伝えしました。

www.masanorimatsuura.com

 

1週間の調査を無事に終え、調査報告を行いたいと思います。

国際協力に興味のある学生も、研究という形で開発に貢献する手もあるのだと考えてもらうきっかけになれば幸いです。

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集めたデータの内容

主に農家の家計調査を行い、農業生産にどれほどの投入を行っているのか、またどれくらい農業によって稼ぐことができているのか。

さらに、農家の農業生産能力をできるだけ可視化できるように農業経験年数、教育年数などを聞きました。

最終的には165の個票データ(個人情報)を集めることができました。

最終的にはこのデータを計量経済学の手法を用いて、Block Farming Programの政策効果を推定していきます。

165というサンプルサイズは他の研究所などが行うサイズに比べれば少ないですが、学生の研究かつ、パラメトリックな分析を行うと考えれば、及第点を与えてもいいのかなと思います。

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データの収集地

データの収集地はフィリピン・バタンガス州の5つのバランガイ(フィリピンの最小行政単位)です。

データの収集地の選び方は本来ランダムに選んだ方が統計分析をする際にバイアスが少なくて済むのですが、私は学生ということもあり、私の滞在先からアクセスが悪くなく、また同行してくれている調査助手のつながりがあるバランガイ・農協を選定しました。

実際の分析段階で生まれてくるバイアスはある統計手法を利用すれば統計学的なバイアスを除くことができるので、今回はそのような妥協をします。

いつの日か巨大ファンドから研究支援を受けてランダムに調査対象を選べるようになるまで。。。

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調査スケジュール

 調査は09/09/2019~09/12/2019の四日間で行われました。

調査対象の農協が4つだったので一日一件の農協を訪問し、そこに集まってもらって農家の方にインタビューをしていくという形式をとりました。

運転手と車を地元の農協から手配して、これまた地元の人のおかげで、一軒家を四日間借りてそこを拠点にあちこちに動き回りました。

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結構お金かけてる研究だなと思うかもしれませんが、私は調査助手の方がいかにモチベーションを保ち、最大のパフォーマンスを発揮できるかを考え、その環境づくりを第一に考えていたからです。

そもそも彼らが私の研究に協力してくれなければ、研究が始まりすらしませんから。。

 

以上が僕の調査の概要でした!

これからこのデータを整理して、紙媒体のデータをエクセルに打ち込み、分析していこうと思います。

今回は紙にデータを取りましたが、将来的にはタブレット端末を配って自動的にエクセルにデータが入るようにしたいですね。

 

次回のデータ分析編でお会いしましょう!